はじめまして。
谷口総志(たにぐちそうし)と申します。
人生を変えた言葉その2「総志、本を書け!」
当時の上司に投げかけられた、
「人に説明できて、はじめて理解したことになる」
という言葉の他にもうひとつ、
僕のその後の人生の指針となる言葉がありました。
その言葉を授けてくれたのは、当時の職場でお世話になっていた医師でした。
その医師曰く、
「教えるっていうのはさ、他人の2倍の努力が必要だ。
君はもうそのレベルに達してると思う。
ただ、それで満足しちゃダメだ。
本を書くとなると、さらに他人の3倍の努力が必要になるんだよ。
お前ならやれる。総志、本を書け!」
衝撃でしたね。
自分が“本を書く”なんてこと、それまでにまったく想像したことすらなかったので。
でも不思議と、
「そんなこと自分には無理だ」
とは思いませんでした。
それどころか、「本を書く」という新たな目標ができて、
すごく嬉しく、そして燃えてきたのをおぼえています。
「いつか必ず出版しよう。死ぬ前に笑うためにも」
そう思ったんです。
“死ぬ前に笑うため”なんて、
ずいぶん大げさな物言いに思われるかもしれません。
でも、僕は小学5年生のときに叔父を亡くしたとき、
「いのち」というものについてすごく深く考えたことがあったんです。
そのときは、いくら考えても考えても答えは出せませんでしたが、
子どもながらに人の一生というものに思いをはせるなかで、
ひとつ、おぼろげながらたどりついた理想がありました。
それが、
「死ぬ前に笑えれば良い人生だったと言えるんじゃないか」
ということです。
それ以来、死ぬ前に笑うためには何をすべきかを真剣に考えるようになりました。
とにかく、人生が終わるときに後悔だけはしたくない、その思いが強くなり、
「今を楽しく、後悔しない人生」を心がけるようになったんです。
だからでしょうか。
医師から「本を書け」と言われ、
それが自分にとって目標として設定されたときも、
「実現のために徹底的に頑張ろう。
後悔を残さず、俺はやりきったぞと死ぬ前に笑うためにも」
自然とそう思ったんです。
当時の上司から受けた言葉と、そして先輩医師から授けられた言葉。
いまでこそ何冊も著書を出したり、各地でセミナーを開催している僕ですが、
あのときの2つの言葉がなければ、今の僕は存在しないともいえます。
だから、あの時の上司と医師には、とても感謝しています。
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目次
3. あの人が心電図を読めるなら、自分にもできないわけがない!
4. 人生を変えた言葉その1「人に説明できてはじめて理解したことになる」
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