意識消失、海岸で救った命

意識消失、海岸で救った命

心電図新世界セミナー谷口総志です。

今回は実際に救命した経験談です。
僕は院外で2回救命したことがあります。

 

海岸で隣の人が倒れました。
僕はすぐに駆け寄り意識を確認し
VF」と判断し心臓マッサージを始めました。

 

高校を卒業後、上京し20年ほど関東で生活しました。
東京の養成学校に通い卒業後、関東の病院に就職。

 

休みの日は、ウインドサーフィンに明け暮れる毎日で、
仕事中も風が吹けばソワソワしてしまうほどの
熱の入れようでした。

意識消失、海岸で救った命

そのウインドサーフィンのツアーで新潟の海に行った時の話です。

 

その当時僕は20代後半。

 

ツアーで初めて合う仲間たち20名くらいと
意気投合まではいかなかったですが、
なんとなく話を合わせながら新潟の海岸で
ウインドサーフィンのセッティングを始めました。

 

いい風が吹き始め、すぐにでも乗れそうな勢いでした。
ツアー客もあわただしくセッティングを始めたその時

 

僕のすぐ隣で30代ツアー客の男性が倒れました。

 

その倒れ方を見たとき「やばい」と感じました。

 

意識を失った倒れ方だったのです。

 

すぐに駆けつけ意識を確認しました。
白目をむいており、脈も呼吸も確認できません。
すぐに「心停止」それも多分「VF」と直感的に感じ、
すぐさま心臓マッサージをはじめ、
心臓マッサージをしながら、
近くにいる人たちに指示を出しました。

 

「救急車呼んで」

 

当時、僕は心臓治療で名高い病院で働いていました。
救急指定病院でもあり、毎日毎日心臓病で一刻を争うような
患者が運ばれてくる病院で常に心臓と向き合う日々でした。

 

またBLS(一次救命)やACLS(二次救命)の知識もあり、
対処という意味では少し自信もありました。

 

でも病院の外の現場では焦りますね(笑)

 

心臓マッサージをしながら
「ドン」と胸を叩きました。

 

【胸部叩打法 】です。

 

胸を強打すると「心臓しんとう」になるくらいですから
原理としては同じです。

 

つまり胸を叩くことで心臓に微弱な電気が流れるのです。

 

それが電気ショックになり除細動されるというわけです。

 

ただこれは本当に効くかどうかは不明です。
よって、現在は推奨されていません。

 

ただその当時はAEDもなく、
海岸という場所はへんぴな場所が多いため
救急車が到達するのが遅れると判断し
【胸部叩打法 】を行いました。

 

その瞬間、その男性は息を吹き返しました。
呼吸を始めたのです。

 

これで私も一安心しました。
心臓マッサージをやめ
意識の回復を待ちました。

 

気が付けば僕の周りに
たくさんの人だかりができていました。

 

「もう大丈夫です」
「もう何も起きません」

 

その人だかりに向け状況を説明しました。

 

そうこうしているうちに男性の意識が回復しました。

 

その男性にもゆっくり状況を説明しました。

 

30分くらいは経ってたでしょうか。
救急車が到達しました。

 

第一発見者の僕は救急隊に事情を説明し
男性が運ばれていくのを見送りました。

 

そのツアーの企画者が付き添いで救急車に乗ったような・・・

 

救急車が去った後も海岸は騒然としていました。

 

僕はその人混みをいち早く抜けだし
何事もなかったかのようにウインドサーフィンを始めました。

 

だっていい風だったんだもん!

 

それ以来その男性と会う機会はなく
今はどうなってるかは知りませんが、
病院で無事が確認され、退院したそうです。

 

 

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