今日はメールから、
このようなメッセージをいただきましたのでお答えします。
救外とかで、
ペースメーカーを挿入されてる患者さんが、
CPAで運ばれてきたときに心マした方がいいですか?
・心臓ペースメーカーが刺激を出さない
・刺激がでても心臓が動かない
刺激を出し心臓に「動け」と指令を送ります。 心臓ペースメーカーはこの心拍数を
心臓が拍動するときの微弱電流を感知して
カウントしています。 つまり心臓ペースメーカーは
常に心拍数をカウントしています。 しかしノイズ(高周波、筋電図など)が
心臓ペースメーカーに混入した場合、
ノイズの微弱電流を心拍と勘違いしてしまうことがあります。 そのとき心臓ペースメーカーは
心臓に刺激を出しません。
心臓が反応できないくらい弱い刺激のことです。
収縮する力が残されていないことも起こり得ます。
心臓ペースメーカー挿入に関わらず
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このようなメッセージをいただきましたのでお答えします。
質問メッセージ紹介
救外とかで、
ペースメーカーを挿入されてる患者さんが、
CPAで運ばれてきたときに心マした方がいいですか?
はい。
心臓マッサージはペースメーカーに関係なく行ってください。
動画でサクッとお答えしました
9分の動画です。
記事よりも内容が濃くなっております。
心臓ペースメーカーが挿入されてても心臓は止まる
心臓ペースメーカーが入っていても心臓は止まる可能性があります。
その主な要因を3つに分類すると
・心臓ペースメーカーから刺激がでない・心臓ペースメーカーが刺激を出さない
・刺激がでても心臓が動かない
があります。
心臓ペースメーカーから刺激がでない
これは物理的な要因です。
電池切れ、リード断線、ディスロッジなどが考えられます。
電池切れ
そりゃーそうですよね。
心臓ペースメーカーは電池で動いています。
心臓ペースメーカー本体部の7割は電池です。
リード断線
リードとは心臓ペースメーカー本体からの刺激を
心臓に伝える電線のことです。
その電線が破損や劣化などにより断線してしまうと
物理的に心臓に刺激を伝えられなくなります。
ディスロッジ
心臓ペースメーカーリードの先端は
心臓に接触している必要があります。
そうでないと心筋に刺激が伝わりません。
このリード先端と心筋が離れてしてしまうことをディスロッジと呼びます。
心臓ペースメーカが刺激を出さない
オーバーセンス
ノイズなどが主な原因です。
心臓ペースメーカーは心拍数が設定数以下になると刺激を出し心臓に「動け」と指令を送ります。 心臓ペースメーカーはこの心拍数を
心臓が拍動するときの微弱電流を感知して
カウントしています。 つまり心臓ペースメーカーは
常に心拍数をカウントしています。 しかしノイズ(高周波、筋電図など)が
心臓ペースメーカーに混入した場合、
ノイズの微弱電流を心拍と勘違いしてしまうことがあります。 そのとき心臓ペースメーカーは
心臓に刺激を出しません。
この状態をオーバーセンスと呼びます。
刺激がでても心臓が動かない
アンダーセンス
心臓ペースメーカーから刺激が出て心臓に伝わっても心臓が反応できないくらい弱い刺激のことです。
この状態はペースメーカーの設定変更で解除できます。
心臓が反応する最低出力の刺激(V)を閾値と呼びます。
アンダーセンスとは閾値より刺激が低い場合を指します。
Vitalityなし
心臓は心筋という筋肉が収縮させているのですが
その心筋自体に障害が起こり収縮する力が残されていないことも起こり得ます。
障害は様々ですが心筋梗塞などがわかりやすいです。
このような場合Vitalityなしと呼びます。
心臓ペースメーカーと心臓マッサージ
心臓ペースメーカーが挿入されている方でも
心臓が止まることはあります。
CPA(心肺停止)の場合は心臓ペースメーカー挿入に関わらず
心臓マッサージを施行して下さい。
救命に関してはBLSやACLSを参考にして下さい。
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