NASDAQ恐怖指数(VXN)が30ポイントに急上昇してきました。これは投資家が米国市場(NASDAQ100)に対して恐怖を感じてると言うことになります。恐怖指数の上昇は株価下落時に起きる現象でもあります。今回、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がテーパリングの前倒し終了を示唆したことに市場が反応しました。これを踏まえ直近でレバナスの値動き(volatility)が大きくなると想定されますので買い場が来るかもしれません。
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14.23
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目次
パウエル発言で恐怖指数急増!レバナス2021年、最後の正念場
パウエル議長が11月30日「テーパリングの加速」を示唆しました。
テーパリングの後には利上げが行われます。
つまり”テーパリングの早期終了”は”利上げ早期開始”を示唆し、市場はこれに反応した形となります。
ここでも書きましたが
株価の大きな下落は利上げ1回目に来ます。
これは予測ではなくロードマップなのでほぼこうなります。
市場はこの利上げを来年(2022)6月以降として受け入れてましたが、パウエル議長の発言でこれが早まる可能性があると言うことで市場に動揺が走りました。
株価市場はテーパリングより利上げを嫌います。
なので、今回はこの利上げに反応した形です。
それが恐怖指数(VXN)となって数値化された次第です。
今回の株価下落はレバナスホルダーにとって最後の正念場になります。
VXN (NASDAQ100 Volatility Index) はナスダック100指数版の恐怖指数
投資家にとって株価の重要指数の一つ、それが恐怖指数です。
恐怖指数にも種類があり、有名な恐怖指数にVIX(S&P500の恐怖指数)があります。
今回提示しているのはVXN(NASDAQ100の恐怖指数)です。
この記事はレバナス関連であり、レバナスはNASDAQ100連動ですのでVXNで説明していきます。
ぶっちゃけると、ほぼ同じ動きですのでどっち使っていただいても構いません。
恐怖指数に飛べます
ティッカーコードVIXもしくはVXNで検索
恐怖指数の上昇は株価下落の目安になります。
その数値の目安は20ポイントです。
つまり、VXNが
20ポイント以上:株価が下落するリスク
20ポイント未満:株価の安定〜上昇
今回このVXNが、パウエル議長のテーパリング早期終了示唆とオミクロン感染も重なり、半年ぶりに30ポイントを超えてきました(12月2日現在)
もしかしたら、米国株がしばらく調整に入るかもしれません。
そうなるとレバナスの買い場が来ます。
この買い場を見極める一つの手段が恐怖指数です。
VXNはNASDAQのオプションの変動の大きさから計算され、今後30日間のNASDAQ100の予測変動範囲を示しているとされます。
オレンジ:NASDAQ100指数 青:VXN
紫点線:VXNピーク 緑丸:株価下落ピーク
恐怖指数(VXN)がピークをつける頃(ちょっと遅れて)、株価下落の最安値をつけるのがわかります。
恐怖指数と株価は連動していると言うことになります。
そりゃ〜そうですよね。
株価は人の心理で動いてるのだから。
ご自身の目で確認して下さい
tradingview
気をつけて欲しいのは、この指数が全てではないと言うこと。
あくまでも株価を見る一つの材料としてお考えください。
過去このVXNが80ポイントを超えたことがります。
それが記憶にも新しいコロナショック(2020.4)です。
僕はこのとき怖すぎて一歩も動けませんでした。
今思うとレバナスの買い場だったんですね。
と考えると、今のVXN30ポイントなんて単なる調整局面です。
何もビビる必要有りません。
周りの煽りに踊らされないようにして下さい。
不安はIQを下げるので、正常な判断ができなくなります。
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谷口総志プロフィール
・1974生まれ
・熊本出身
・3児の父
・臨床工学技士
プロフィール詳細
谷口総志のお仕事(人工心肺)
臨床工学技士という国家資格保持者で心臓手術の現場で人工心肺装置を操作しています。3分ほどの動画なのでよかったらご視聴ください。