今回は中華レバナスことCWEB(デイリーCSI中国インターネット指数株ブル2倍ETF)を紹介させていただきます。CWEBは中国のハイテク企業に特化した指数の2倍レバレッジとなります。現在は中国の株価は下落していますが、長期視点に立つと今は大きなうねりの中の一瞬の出来事です。賛否両論あると思いますが、今後中国がどうなっていくのかを長期視点で考察させていただきます。
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27.32
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目次
中華レバナス【CWEB】
CWEBはCSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数の2倍の連動を目指しているETFです。
一般的にはKWEBの2倍レバレッジで通っています。
中国の上場企業の中でも成長性が高いハイテク産業52銘柄(2021.11現在)に投資を行っており、成長性が期待できる企業集団です。
この成長著しい中国のハイテク産業に2倍のレバレッジをかけ投資できるのがCWEBです。
まさに中華レバナスです。
構成銘柄参照:https://kraneshares.com/kweb/
中国はここ数年、著しい経済成長を遂げ、米国に次ぐ世界第2位の経済大国となっております。
さらに2027年には米国のGDPを抜くと予想され、さらに経済成長が期待されています。
中国が成長と遂げている背景にはさまざまな要因があるのですが、一番は「中国製造2025」と言う国家戦略が大きいと思います。
国家戦略「中国製造2025」で覇権国
中国の国家戦略です。
「中国製造2025」を簡単に説明すると、産業とAIを結びつけハイテク分野で世界一を狙いましょう!と言う内容です。
その重点分野を以下に示します。
- 次世代情報通信技術「5G」
- 航空・宇宙装備
- 最先端のデジタル制御工作機械・ロボット
- 先端のレール交通装備
- 海洋エンジニアリング装備とハイテク船舶
- 省エネ自動車・次世代自動車
- 電力装備
- 新素材
- 農業機械
- バイオ医療・ハイテク医療設備
そして中国製造2025には続きがあって、
建国100周年の2049年までに製造強国のリーダー的な地位を確立する
まで明記されています。
つまりそれは、世界の覇権を米国から奪い取ると言うことです。
そのための5第プロジェクトを以下に示します。
【5大プロジェクト】
1.製造業イノベーションセンター設立
2.スマート製造
3.工業基礎力強化
4.グリーン製造
5.ハイエンド設備イノベーション
だから中国は現在、国家戦略のもと思いっきり経済成長しているのです。
有名投資家も中国をポートフォリオの一部に組み込んでいます。
と言うより組み込まざる追えない状況です。
CWEBの隠された潜在能力
トップ10は日本でもおなじみの最強企業です。この10銘柄だけで67%を超えています。
もう集中投資に近いですね。
このトップ10の財務状況だけでも調べてみてください。
ピカピカです。
ここに投資できるなんて夢の塊です笑
CWEB構成銘柄 TOP10
以下に上位3つの財務状況を載せておきます。
ご自身の目で確認してください。
米国ハイテク軍団が牽引しているNASDAQ100指数がここ数年強烈な勢いで伸びているのはご存知だと思います。
そしてレバナスホルダーはこの先きもハイテク産業は伸びると信じ投資していると思います。
谷口総志もその中の一人です。
中国は世界経済大国2位です。
経済大国1位の米国ハイテク産業がこれだけ成長してきたのであれば、経済大国2位の中国のハイテク企業はまだまだ伸び代だらけと考えることもできます。
それを国家戦略として推し進めているのです。
これだけでも中華レバナスのCWEBの潜在能力は計り知れないです。
CWEB経費率
総資産:450.101(100万USD)
経費率0.95%
設定されてから日も浅く総資産も少いのでリスクも伴います。
さらに経費率も高め設定です。
CWEB株価推移
現在、中国経済は絶賛暴落中です。
NASDAQ100のITバブル崩壊をみているようです。
CWEB大暴落の原因(チャイナリスク)
2021年中国経済は一人負け状態です。
勝手にITバブル崩壊です。
この引き金になったのは中国当局の規制です。
1、教育ビジネス締め付け
2、ゲーム業界締め付け
これによりハイテク産業おろか中国経済が暴落しました。
それに追い打ちをかけるように恒大集団デフォルト危機まで重なり大暴落につながりました。
もう一度話を戻すと、
そもそも引き金になったのは、中国当局の規制です。
財務悪化が原因で株価を落としたわけではありません。
『鶴の一声で、一夜にしてルールが変わる国』
それが中国なのです。
「昨日まではOKだけど、今日からはルール違反よ。だから罰金ね」が当たり前のようにあり得る国なのです。
さらに米中貿易摩擦も株価に影響します。
そもそも米国は中国の成長に脅威を感じています。
そのためあらゆる経済制裁を加えています。
米国は「中国製造2025」にも不快感を示し、見せしめとして半導体で成長著しかったHUAWEIに情報漏洩していると厳しい経済制裁を加え企業躍進から引きづり下ろしました。
だから投資家の中には中国を嫌煙する発言もあります。
それも分かります。
でもですね、最初にも述べましたが、中国の伸び代は半端ないと考察します。
そもそも財務はピカピカです。
2022年CWEBはレバナスをアウトパフォームする
CWEBの潜在能力、チャイナリスクも考慮した上で、2022年CWEBはレバナスをアウトパフォーム可能性があると思っています。
中国は米国の規制を逃れるために「中国製造2025」の文字を表上消しました。さらに、貧富の差をなくすと言う名目で、規制をかけ株価を暴落させました。
いわゆる自作自演です。
2022は北京冬季オリンピックも開催されますし、しばらくは大人しくしておこうと言う目論見ですか?
潜在能力を隠しています。
でも
建国100周年の2049年までに製造強国のリーダー的な地位を確立する
に向かってるのは確かです。
そこにはハイテク産業の成長は欠かせません。
自作自演で株価を暴落させ低位となってるCWEB
金融緩和で株価爆上げお祭り騒ぎのレバナス
2022年は利上げも待っています。
株価上昇の伸び代はどちらにあると思いますか?
実際にCWEBがレバナスをアウトパフォームしている年があります。
2017年パフォーマンス(青QLD、黄CWEB)
2020年パフォーマンス(青QLD、黄CWEB)
中国が伸びてもレバナスホルダーは慌てる必要ない
ここまで読んで
「中国来るんじゃない?」
「早く投資しとこう!」
「分散必要だよね」
と思っと思った方、焦らないでください。
NASDAQ100(レバナス含む)に投資されてるのであれば、成長著しい中国企業は組み込まれますので安心してください。すでに上位数銘柄は組み込まれています。
【JD】京東商城
【NTES】網易
【BIDU】百度
【TCOM】トリップドットコム・グループ
参考:https://www.daiwa-am.co.jp/special/nasdaq100/brand/
これがNASDAQ100(レバナス含む)の良いところです。成長企業は勝手にリバランスされ組み込まれていきます。
つまりNASDAQ100は勝手にカントリーリスクも分散されます。
ちなみにS&P500は米国企業のみで構成されていますのでカントリーリスクの分散はされていません。
よって、レバナスホルダーさんは安心してホールドしてください。
今回CWEBの紹介ということで成長性に特化して話を進めてきましたが、米国の優位性は揺るがないと思います。
なので無理してCWEBに投資する必要はありません。
CWEB追加購入いたします
実は谷口総志はCWEBホルダーです。
マイルールに則り購入しました(マイルールについては後日お伝えします)
はい。爆損中です。
落ちるナイフに手を出した結果です。
なのでマイルールの変更も必要だと感じています。
ただ何の心配もしていません。
このまま中国ハイテク株が終わるとは到底思えません。
CWEBの暴落は中国経済成長の大きなうねりの中の一つの出来事捉えています。
トレンド転換すれば必ず上がってくるでしょう!
現在、CWEBは低位と判断していますので近々追加購入いたします。
そちらも動画にしますのでお待ちください。
まぁ、でも、、、
テクニカルもファンダメンタルも通用しないチャイナリスクがある以上、投機枠です。
中期保有を考えています。
次のチャイナターンで売り抜けてレバナスに突っ込みます。
やっぱりレバナスが一番です。
ちなみにこの記事はCWEB投資を推奨しているわけではございませんので、お間違いないようお願いします。投資はくれぐれも自己責任で!
谷口総志プロフィール
・1974生まれ
・熊本出身
・3児の父
・臨床工学技士
プロフィール詳細
谷口総志のお仕事(人工心肺)
臨床工学技士という国家資格保持者で心臓手術の現場で人工心肺装置を操作しています。3分ほどの動画なのでよかったらご視聴ください。
医療系の方は谷口総志公式サイトへもどうぞ〜